治療開始64,65日目-膠原病(SLE)

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免疫抑制剤 アザチオプリン(イムラン、アザニン)-②

前回の記事の続きです。
アザチオプリン(イムラン、アザニン)の副作用をメインに考えてみます。

効果を簡単にまとめると

・臓器移植における拒絶反応の抑制
・クローン病の緩解導入及び緩解維持
・ステロイド依存性の潰瘍性大腸炎の緩解維持
・ステロイド依存性のリウマチ性疾患等
全身性血管炎(顕微鏡的多発血管炎、ヴェゲナ肉芽腫症、結節性多発動脈炎、Churg-Strauss症候群、大動脈炎症候群等)
全身性エリテマトーデス(SLE)
多発性筋炎、皮膚筋炎
強皮症
混合性結合組織病
難治性リウマチ性疾患

簡単にまとめるとこのような効能があり、核酸合成を阻害することにより免疫抑制作用があるようです。
また、併用することによりステロイドの減量を可能にします。

服用時の注意点

・かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
・白血球数が3,000/mm3以下である。
・骨髄機能抑制、感染症、出血性素因、肝機能障害、腎不全などの症状がある。
・水痘(水ぼうそう)または帯状疱疹にかかったことのない人。
・妊娠中、もしくは妊娠している可能性がある、または授乳中の場合。
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性があります。
(他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意する)
・クローン病や潰瘍性大腸炎では、2年くらいを目安に継続の要否が決められます。

※飲み忘れた場合は気がついた時に1回分を飲んでください。
ただし次の飲む時間が近い場合は、忘れた分を飲まないで次の飲む時間に1回分を飲んでください。
絶対に2回分を一度に飲んではだめです。

免疫力が低下しますので、他の免疫抑制剤と同様に感染症には注意!

副作用について

服用された方の反応を調べてみると、副作用が出やすい免疫抑制剤だと思います。
なるべく注意してください。

・貧血症状、出血症状、発熱 [再生不良性貧血、汎血球減少などの血液障害]
・髪の毛が抜ける。
・食欲不振、吐き気、嘔吐。

他にも色々ありますが、このあたりが副作用として出やすいみたいです。

そして、
将来的に白血病やリンパ腫、皮膚がんなどの悪性腫瘍の発現リスクが少し高まる可能性があります。このあたりのことも含めて主治医にきちんと相談してください。

やはり、効果が高いお薬は色々な副作用があります。
しっかりと確認するようにしてください。

ご参考になれば幸いです。

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